「デング熱」新たに3人感染者!代々木公園周辺住宅、原宿通りは大丈夫か?

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   神奈川と新潟できのう31日(2014年8月)、新たにデング熱の国内感染が3人確認された。これまでに6人が発症ということだが、専門家は10人以上の感染者がいると見ていて、全員が8月中旬に東京・代々木公園やその周辺に行っていた。公園近くに住む人たち、商店街への広がりは大丈夫なのか。

新潟の男性は公園に入っていない…

   新潟県でみつかったのは10代の男性で、デング熱の陽性反応が出た。先月20日に代々木公園周辺で蚊に刺されたといっており、24日に入院していた。学校行事で行っていたものだが、同じ学校に症状が出ている人はいない。

   気になるのは男性は公園内には入っていないという点だ。都は28日に立ち入りを禁じて殺虫剤を散布したが、JR原宿駅からやや離れた渋谷門付近で、これは埼玉、東京の発症者3人が蚊に刺されたと思われる場所だった。この周辺に住宅はない。

   新潟の男性が広い公園のさらに周辺のどのあたりにいたのか。明治神宮なら森ばかリだが、訪れる人は多い。駅に近ければ竹下通りはすぐだ。公園西側なら、道路の反対側は住宅地である。「モーニングバード!」はこうした肝心のことがよく抜け落ちる。

   神奈川で陽性が確認されたのは横須賀市の10代の女子高生と横浜市の20代の男性。それぞれ16日と18日に代々木公園に行っており、2人とも月末に高熱を発して入院したが、いまは快方に向かっている。国立感染症研究所が血液などを調べており、きょう1日にも結果を発表する。

心配なエボラ出血熱の水際防止

   司会の羽鳥慎一「まあ、爆発的な感染拡大はないというのですが…」

   石原良純(タレント)「致死率は低いとはいえ、外国から入ってきたものが国内で拡大する。エボラ出血熱もあるし、他のものに対してどうなんだろうと、不気味さを感じますよ」

   青木理(ジャーナリスト)「デング熱もワクチンがない。まあ、蚊が媒介するのだからそう心配することはないが、入ってくるものをどう食い止めるかは大きな問題ですよ」

   世間ではたいしたことと受け止められていないようだが、専門家やメディアまでがそうでは困る。発表を端折ったり、発表の欠落に気づかないようでは、いざというときが心配になる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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