妻は出廷せず、愛人を「大切な存在」―裁判官の心証悪い?
この日の公判について、田中喜代重弁護士は「求刑3年は重いですよ。執行猶予がつく上限。愛人と妻との関係でも裁判所の心証は悪いと思います」。愛人とのことは弁護士から「いうな」といわれていたはずで、身近な人の支えがないと保護観察処分がつく可能性があるという。
吉永みち子(作家)「長い目でみて、判決は厳しい方がいいんじゃないでしょうかね」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「実刑の方が本人のためにいいかも」
裁判はこれで結審し、ASKAはこのあと千葉市内の医療施設に入った。判決は来月12日に出る。
それにしても、いつもの騒ぎだ。21席の傍聴券を求めて2646人が並んだ、126倍だ。テレビカメラを入れて別室で多数の人に見せることがどうしてできないのか。裁判報道はいまだに似顔絵と作り映像が当たり前で、この日の「モーニングバード!」は法廷のセットまで作った。何という無駄な労力。司法関係者の頭の中はいまだに明治時代そのまま。声をあげなければずっと続く。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト