アニメ映画の宮崎駿監督(73)にアカデミー名誉賞が贈られることが決まった。アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが28日(2014年8月)に発表したもので、アカデミー名誉賞の日本人受賞は1989年に受賞した黒沢明監督に次いで2人目だ。宮崎監督は「千と千尋の神隠し」で長編アニメーション部門を受賞している。
第1回の受賞者はチャップリン…文字通り名誉ある賞
アカデミー名誉賞は映画界への傑出した功績と長年の貢献をたたえる賞で、映画評論家のよしひろ・まさみち氏は「アカデミー賞の歴史の中で一番古くからある賞で、ワーナー・ブラザーズやウォルト・ディズニーが受賞していますね」という。文字通り名誉ある賞というわけだ。
キャスターのテリー伊藤「第1回の受賞者はチャップリンですからすごいですよ」
香山リカ(精神科医)「宮崎監督は日本じゃもう作らないとおっしゃっているうえ、名誉賞なんていわれたら現役じゃなくなってしまう。おめでたい話の半面、まだ現役でいて欲しいです」
授賞式は11月3日、ハリウッドで行われる。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト