広島「土砂災害」これじゃ自宅再建おぼつかないスズメの涙補償
広島の豪雨災害は大変な被害を出した。被害に遭われた方はお気の毒でならないが、下世話な話で申し訳ないが、被災者への「補償」はどうなるのか気になるところである。
週刊新潮によると、被災者生活再建支援制度という国の制度があって、「住宅の再建方法が建設、購入の場合は300万円の支援金が支払われます。全壊であっても補修なら200万円。単身者の場合は225万円、半壊であれば建設、購入が250万円」(広島市の担当者)だという。
これだけではどうにもならない。しかし、損害保険に入っていても古いものだと火災への補償金が出ないものもあり、総合保険は火災は出るが床下浸水には出ないという。新しい保険は補償の範囲は広いそうだが掛け金は高い。
東京でも江東区、墨田区、葛飾区、江戸川区などの低地帯、いわゆる0メートル地帯は水害の危険があると週刊文春が書いているが、首都水没は絵空事ではない。引っ越すカネはないし、高い掛け金を払うこともできない私のような者は、せめて豪雨のこないように祈るしかないのだが。