難しい「ないという証明」
小倉「今後、マウスや細胞の種類を変えて実験を続けるとしていますが、これで証明できるんでしょうか」
コメンテーターの宋美玄(産婦人科医)はこう言う。「STAP細胞は存在すると信じている人も多いわけですが、一方では最初からなかったと考えている科学者も相当数います。この実験が長引けば、自分の研究が遅れてしまうという研究者が出てくる可能性があります。どこかで区切りをつけないと新たな犠牲者が出ます」
為末大(元プロ陸上選手)「STAP細胞が存在しないということを証明する実験には無理がありますよ。小保方氏の論文を受けて実験をするのではなく、少し前に戻ってからの実験でないと結論は出ないと思いますけどねえ」
STAP細胞問題は、理研はなかったと結論し、小保方晴子氏は研究を続けるということで決着ということでしょ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト