茨城県つくば市の農業生物資源研究所は生糸の1.5倍の切れにくさで、耐火性のある糸をつくるカイコを開発した。このカイコはオニグモの遺伝子を組み込まれているという。井上貴博アナは「けさ28日(2014年8月)の毎日新聞が伝えているのですが、クモの糸は強いといわれていたんですが、クモは共食いして飼育しづらかったのだそうです」と紹介した。
蛍光シルク生み出すクラゲやサンゴの遺伝子を組み込んだカイコも登場
農業生物資源研究所は遺伝子組み換え技術を応用して、いわば「カイコからクモの糸」が取れるようにしただという。世界で初めての技術だそうだ。
キャスターの齋藤孝「すごいですね。クモの遺伝子をカイコに組み込んでるんですか」
この糸は手術用や衣服、防災ロープなど幅広い分野で利用できる可能性があるという。同研究所はほかにもクラゲやサンゴの遺伝子を組み込んだカイコを開発しており、赤色蛍光シルクや緑色蛍光シルクを生み出しているという。