「ALSアイス・バケツ」とうとう死者!?チャレンジの英国18歳少年 遺体で発見

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   ALS(筋萎縮性硬化症)の支援運動「アイス・バケツ・チャレンジ」でとうとう死者が出た。イギリスでは18歳の少年が湖で遺体で発見され、一緒にいた仲間たちとチャレンジしていたとみて、警察が調べている。「スッキリ!!」が調べてみると、ほかにも動画サイト「You Tube」には危険な氷水かぶりが多くあった。

「You Tube」にもいっぱい!危ない氷水かぶり

   夫と思われる男が2、3メートルの高さから若い母と娘にバケツで氷水を掛けようとしたところ、手が滑って大きなバケツごと母親の頭を直撃。「ガツン!」と凄い音がしている。

   アメリカではチャレンジに協力した消防のハシゴ車が誤って電線に触れ、消防士2人が感電した。崖の上の男性めがけて、ヘリコプターから氷水を落とす荒っぽいパフォーマンスまであった。

   こうした本来の支援活動から逸脱し、単なる悪ふざけが増えているらしい。宮崎哲弥(評論家)は「ALSは進行が速く、半数が発症から3~5年で呼吸筋がマヒして死にいたるんですね。患者は最後まで意識はクリアという恐ろしい病気で有効な治療法もない。その病気を啓発していく意図はまっとうだと思うが、このような騒ぎは果たしてどうなのでしょうかね」と首を傾げる。

   司会の加藤浩次「病気を知ってもらおうというコンセプトが、いつしかバケツでかぶる、自分が目立つためのコンセプトになっている」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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