予備校経営から不動産業に転換
司会の羽鳥慎一「おどろきましたね。しかも縮小規模が27から7と極端ですからね」
高木美保(タレント)「経営自体は不動産などでしっかりしていたのではないかですか。友人は『箱もの』といってましたが、一等地の建物は次の利用がやりやすいんだとずいぶん前から聞いていました。その現実がこれということですね」
羽鳥「ボクらの時はぎゅうぎゅうでしたよ」
岩上安身(ジャーナリスト)「団塊ジュニアですか? その後の少子化の影響は、保育所から小学校向けビジネスと順々におよんで、いま予備校と大学、次に自動車と不動産といわれています」
所は「つぶれたら結婚式場にする構想は早くからあった」「駅の近くの立地はオフィスなどとして売却しやすい」という佐藤氏の話を伝えた。たとえば、名古屋駅前の19階建ての拠点ビルはいま工事中だが、1~4階は予備校、5~19階はホテルになる。代々木の本校舎跡地はすでに「代々木ヴィレッジ」という複合商業施設になっており、路線価格で坪1000万円くらいという。
羽鳥「ビジネスとしては、将来を見据えていろいろ考えていた」
岩上「波に乗って拡大して巧みに縮小して、経営者は相当な切れ者ですよ。むしろ大学の方にビジョンがない」
18歳人口がどうなるかなんて、18年前からわかっていること。年金の推移を見ていてもわかる。日本人は近眼が多いらしい。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト