全国学力テスト「沖縄」最下位から24位に大躍進!教員研修や県推進室

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   全国学力テストの結果が文部科学省から発表された。小学生の都道府県ランキングの上位4県は前回と変わらなかったが、昨年(2013年)最下位だった沖縄県が順位を23も上げて24位に大躍進した。学校別の成績を公表するかどうかでは、今年も意見が分かれた。

秋田、福井、石川、青森が上位。東京都は7位

   全国学力テストは、07年から東日本大震災の11年を除き毎年、小学6年生と中学3年生の国語と数学を対象に調べる。小学生の成績で今年も1位は秋田県、以下は福井、石川、青森で、東京都は7位、最下位は三重県だった。

   沖縄県は小学生ランキングで昨年まで6年連続最下位だったが、「今年はこのぐらいの結果はくると思っていました」(県教育委員会の担当者)と自信があったようだ。

   学校単位ではなく県全体で対策を進めてきたという。1位の秋田県を視察し、教員の研修も行い、学力向上推進室を設けて授業への意識改革に取り組んだ。「秋田流を取り入れてきたのです」と木下康太郎アナが伝える。秋田出身の司会の小倉智昭は「1年間でそんなに上がるものなのですかねえ」

異論・反対強い学校別成績公表

   最下位となった三重県教委の担当者は「全国との差が出ました。危機感を持っています」と深刻な表情だ。

   ランキング以上にいつも問題になるのが学校別の成績公表だ。ニュースデスクの笠井信輔は「去年は静岡県で校長名を公表すると言って大騒ぎしました」と話す。結局、成績の良い学校だけを公表することになった。その静岡県は今回の全国テストで順位を28上げて15位と、これも躍進した。細かいドリルとか、試験対策をやったらしい。

   笠井「文科省は各教委の判断で成績を学校別に一部公表できる形にしましたが、公表はなかなか進んでいません」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト