めったに人が通らない岡山県津山市の山道で26歳の女性の遺体が発見され、この女性を殺害し遺体を遺棄したという17歳の無職の少年が24日(2014年8月)、父親に付き添われ出頭した。
交際相手を簡単に殺す事件が頻発しているが、それにしても26歳の女性に9歳年下の未成年。2人にいったい何があったのか。
「2年前からの付き合いだと聞いた」
殺害されたのは津山市内に住む無職、宮岡奈緒さんで、少年は宮岡さんが車で自宅まで迎えに来てドライブ中に口論となり、首のあたりを刃物で切り付けて殺害し、山中に車ごと遺棄したと話している。
宮岡が1年ほど前にアルバイトをしていた店の関係者によると、「人当たりがすごく良くて誰から好かれるタイプ」だった。よく通っていた飲食店の店主は「少年とは2年前から付き合っていたという話をよそで聞いたが、本人から聞いたことはなかった」という。
事件前日の女性のFace bookにも、「早くわが子がほしい 赤ちゃん見たらヤバイー 女の子ほしーいわあ?たいへんまず相手がおらん←笑」と書き込んでおり、少年との交際は全く触れていない。
では、少年はどんな性格だったのか。知人の話では、「別の女性と金銭上のトラブルから別れ話になった際、少年が包丁で自分の腹を刺して見せしめみたいな形にしたと聞いたことがある」という。少年は殺害した女性や女性の知人からも借金をし、25日が返済期限で、金銭上の問題から口論になった可能性もある。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト