まるで砂―広島市ベッドタウン襲った「真砂土」水含みやすくすぐ崩落

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   広島市北部のベッドタウンを襲った土石流現場から大竹真レポーターが伝える。土石流の原因がもろい真砂土だと聞いた大竹が、乾いた土を手に取ってこすると、指の間からこぼれた。「まるで砂ですね」

   瓦礫の中で呆然と佇んでいる女性は「甥っ子とその息子を探している」と話す。「家族5人のうち3人は病院で手当てを受け元気だが、2人が見つからない」と目頭を押さえた。

   救助作業にあたる自衛隊員は大型重機も数台待機しているが、大量の岩や倒木で埋まり被災地に入っていけない。やむを得ずスコップや電動ノコギリ、電動ドリル持参で救助作業にあたるしかない状態という。時間がかかるが、行方不明者を一刻も早く救うには手作業でもやるしかない。

文   モンブラン
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