<広島>15年前にも同じ地域で土砂災害!今回と同じ「真砂土」の表層崩壊

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山口県、六甲山も同じ地質

   土砂災害に詳しい新潟大の災害・復興科学研究所の福岡浩教授によると、真砂土は西日本では山口、広島、六甲山中に多く、過去に何度も土砂災害を繰り返している。広島県内は48%が真砂土で覆われ、広島県には土砂災害特別警戒区域に指定されている箇所が全国最多の1698か所もあるが、調査に時間がかかるなどの理由で今回の災害現場は指定から外れていたという。

   司会の加藤浩次「なぜ15年前の教訓が生かされなかったのでしょうか。どうして特別警戒区域に指定されなかったんでしょうかね」

   福岡教授は2つの理由を挙げた。一つは平地が限られ宅地が山間部へ拡大し続けていること。もう一つは危機意識が十分住民に浸透いていないことだという。「15年前の惨事と今回はまったく同じメカニズムで、山あいの谷の出口は、普段は水が流れていなくても雨が降れば土砂災害発生の危険があります。せめて谷の出口にあたるところは予備的でも避難勧告があってもよかった」と指摘する。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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