拘束の湯川氏わかってきた足取り!行動ともにした反政府メンバー「私が国境で出迎えた」

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   シリアで反政府武装勢力「イスラム国」に拘束されている湯川遥菜さんのシリア入国から捕まるまでの足取りの一部がわかってきた。「イスラム国」とは敵対する反政府武装組織「自由シリア軍」のメンバーが、JNNの取材に語ったという。湯川さんは戦闘に巻き込まれて負傷し、拘束されたらしい。

「アレッポ郊外の戦闘に巻き込まれ負傷して捕まった」

   「自由シリア軍」メンバーはこう語る。

「ハルナはトルコにいたが、7月29日(2014年)にシリアに入った。私たちはここで彼を出迎えたんだ」

   ここというのはシリアとトルコの国境の町・キリスだ。井上貴博アナは「湯川さんはこの人物に国境で出迎えられたのち、北部のアレッポ郊外のマレアという町に入ったといいます」と伝える。

   さらに、メンバーはこう話す。「アレッポ郊外で戦闘があり、ハルナは巻き込まれて負傷した。その時に捕まり、いま別の町で拘束されている」

   湯浅さんは日本では「民間軍事会社」の代表といっていたが、シリアではこの「自由シリア軍」に対しても写真家、ジャーナリストと名乗っていたという。湯浅さんがシリアに出掛けた本当の目的はなんなのか、依然はっきりしない。

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