民間軍事会社立ち上げ「シリアはビジネスチャンスだ」
湯浅さんが立ち上げた民間軍事会社の顧問である木本信男氏はこう語る。「会社の業務は、治安が不安定な地域で邦人の警備などを行うことです。彼には自衛隊や軍隊での経験はありません。日本発の民間軍事企業を育てたい、シリアに行くことは大きなビジネスチャンスになるとも話していました」
後藤氏は「今回の問題解決が難しくなった要素としては、彼が銃を持っていたこと、イスラム国兵士の尋問にアメリカという言葉を口走ったことです。これで相手はアメリカのCIAか、あるいはスパイだろうと思い込んだ可能性が高い」と危惧する。
司会の小倉智昭「いまシリアは最も危険とされており、日本は外交的に難しい問題を抱えてしまった」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト