「最長不倒距離」更新中!44年以上続く東海林さだお
週刊誌は年に約50冊出すから山口さんの1641回は33年近い連載になる。では、現在続いている連載で最長は誰のものか。これがわかる人はよほどの週刊誌通である。週刊文春の林真理子の「夜ふけのなわとび」も長い。今週で1374回だから27年超になる。意外といっては失礼だが、『週刊朝日』の「山藤章二のブラック・アングル」が長くて1936回38年超になる。
だが、この人には敵わない。週刊現代と週刊文春2誌で最長不倒距離を続ける人がいるのだ。そう! 東海林さだおさんである。週刊文春の「タンマ君」が2222回。週刊現代の「サラリーマン専科」が2201回。実に44年以上になる。これに週刊朝日の「あれも食いたい これも食いたい」が1328回。3誌にこれだけ長い間連載を持つことの苦労は、私など想像することもできない。
これ以外では『サンデー毎日』の中野翠の「満月雑記帳」が1013回と長寿コラムである。