大阪府の山本景府議(34)がLINEで中学生に脅すようなメールを送った問題で、所属する大阪維新の会議員団は最も重い除団処分にした。山本府議は「重すぎる」と不服申し立てをした。きのう14日(2014年8月)の記者会見でも反発を隠さなかった。また、日本テレビ系の朝のワイドショー「スッキリ!!」で山本府議を「キモい」と評したキャスターのテリー伊藤氏を「人権侵害だ」と批判するなど、意気盛んだ。議員団は処分を取り消さない構えで、20日に再度審査して最終処分を下す。
大阪維新の会議員団の「除団処分」にも不服申し立て
山本府議は去年8月(2013年)に地元の祭りで知り合った中学生からLINEで「死ね」「うざいねん」と書き込まれたことにたいして、「校長に電話する」「窃盗、泥棒」「絶対に許さない」などと大人げない書き込みをして、教育委員会からも注意喚起された。山本は髪を丸刈りにして謝罪の意を表したが、そもそもこんなことで謝罪になると考えることが幼稚だ。
議員団の処分に対して、山本府議は「議員である私がひどいことをしたのは事実だが、どんな処分でも受けるべきだというのは違うと思う」と話した。「いじめ問題が起きているので、中学生に話を伺えたらと(やり取りを)やった」「LINE上を飛び交う言葉の非常にひどい実態が見えました」ともいう。
テリー伊藤発言には「キモいという言葉が2回あった。人格を否定するような発言を公共電波で全国に発信することが許されるのか」として、BPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てた。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト