地方議員のモラルの低さがあちこちで問題になっているが、今度は大阪府の山本景大阪府議(34=大阪維新の会)が、無料通信アプリLINEで中学生に脅すようなメールを送り、教育委員会が抗議する騒ぎがあった。
森本さやかリポーターが伝える。「昨年秋(2013年)に行われた地元のお祭りで、山本府議は中学生たちに名刺を配り、中学生がLINEに連絡したところ、お茶会に勧誘されたりしました。中学生たちは気持ち悪がって、山本府議をLINEのグループから外したところ、激昂して『ただでは済まさない』『身元を特定されているのを分かっているのか』などの脅しとも取れるメッセージを送っていました」
LINEのグループに参加していた女子中学生は「あの人が男の子をグループから次々と追い出したので、何か変なのでグループのメンバーから外しました」と話す。
教育委員会に抗議され丸坊主謝罪
司会の小倉智昭「選挙で選ばれた議員が中学生に逆ギレするとは呆れますね」
山本府議は坊主になり反省の姿勢を示したが、大阪府交野市で街頭演説を始めようとしていた山本府議に、「とくダネ!」の河村忠徳ディレクターが話を聞こうと声をかけると、自転車に飛び乗りフルスピードで逃げ出した。
コメンテーターの岡田育(編集者)「最初に知り合ったとき、たこ焼きをおごってあげようかと声をかけたそうですね。でも、中学生は知らない人にはついて行くなと親や学校から教えられていて、しっかり守ったのは賢明な行動だと思います」
夏野剛(慶応大学大学院特別招聘教授)「一連の地方議会の問題を考えると、政党政治が前提になっているが、その政党がきちんと機能しているのだろうかという疑問がわきますね。問題を起こした議員が所属政党を離れれば済むという問題ではありませんよ」
中学生を将来の1票と考えたのかな。いや、そんなことではなさそうだな、ロリコンなのか…