吉永小百合「袋とじミニ写真集」の残念!表紙をしのぐカットがない
このところ江角マキコ(47)なる女優が週刊誌を賑わせているようだが、真偽の程はどうなのか。江角は実業団のバレーボール選手から女優になり、「ショムニ」というドラマでブレークした。いまはフジテレビの社員と結婚して2人の子供がいるという。
『週刊新潮』によると、江角がブログで「青学の幼稚園に通っている長女のママ友からいじめを受けた」と書いたことに、母親たちから反論の火の手が上がっているというのだ。肩掛けカバンは体に悪いから全校生徒をランドセルにするべきだと理事長に手紙を書いたり、先生に向かっても強い口調でいいたいことをいうというのである。それぐらいでとは思うが、テレビでも最近、傲慢だというイメージがついていると芸能ジャーナリストの平林雄一氏が語っている。
いっそ、江角にこれ以上ないという傲慢で嫌な性格の女をやらせてみたらいい。地でいけるから視聴率が取れると思うがね。
今週の「おまけ」は週刊ポストの袋とじ「吉永小百合ミニ写真集」。合併号だから、週刊現代、週刊ポストともにグラビアに工夫を凝らそうとしているが、あまり成功しているとはいいがたい。
皮肉なことに(私が長年のサユリストだということが大きいが)、シンプルな週刊ポストの袋とじが一番新鮮に見えた。開いて見るとわかるが、小百合の女優デビュー55周年映画「不思議な岬の物語」が10月に封切られる。そのパブ写真集である。
前半には若い頃の輝いていた小百合の写真が並ぶ。ため息が出るほどいい。残念なのは袋とじの表紙の小百合が一番よくて、それを凌ぐ写真がないことだ。さらに年月は残酷である。後半に現在の小百合のお姿があるが、どこにでもいる隣のおばあちゃん、よくいってもおばさんである。
私は由緒正しいサユリストだから、そうしたものも含めて丸ごと彼女を愛せるが、正直にいえば、この映画のスチール写真はもっと少なくてよかったのではないだろうか。