避雷針あったのになぜ?試合中のピッチャーに落雷!晴れ間見えても危ない

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   愛知県扶桑町の誠信高校で6日午後(2014年8月)、野球の練習試合中にマウンドに立っていたピッチャーが落雷で死亡した。午後1時過ぎ、試合が2回表まで進んだところで大雨になり一時中断されたが、すぐに雨が上がり上空に晴れ間も見えたために再開した直後だった。

「突然、今まで聞いたことがないような音と稲光」

   雷の直撃を受けた2年生の安藤翔輝さん(17)は心肺停止状態で病院に搬送され、7日未明に亡くなった。母親が観戦に来ており、目の前で息子の倒れるのを目撃していた。

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   野球部コーチは「雨で10分ほど中断したあと、グラウンド上空に晴れ間が見えたので再開しました。ところが、突然、今まで聞いたことがないような音と稲光でびっくりしたが、顏を上げたところピッチャー倒れていました」という。

   グラウンドの周囲にはネットが張られ、ネットを支える鉄柱には複数の避雷針がついており、晴れ間も見えていたのになぜ雷の直撃を受けたのか。気象予報士の藤富郷は「雷は晴れ間が見えていても、積乱雲を中心に半径5キロ圏内ならどこでも落ちる危険性があります。もう少し試合再開を待っていただきたかった」と話す。避雷針があっても、盛り上がっているマウンドに立っていると危ないらしい。

   司会の加藤浩次「雷は避けるのが難しいですね」

   経営コンサルタントの坂口孝則「日本で雷を受けるのは、年間20人ぐらいあるらしいですね。大半が亡くなっているようですけど、雷注意報をしっかり確認し注意するしかないんでしょうね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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