東京・上野で先月9日未明(2014年7月)、ビル2階の出会い系喫茶店で火災があった。その1時間前、現場付近の監視カメラにロングヘアにスカート姿の不振な女性がビル入り口のシャッターを開けて、中に入っていくのが映っていた。1時間後に女性がビルから出てきた直後、火の手が上がった。
ところが、きのう24日に放火容疑で逮捕されたのは溝部貴之(27)で、れっきとした男だった。
金盗むつもりが金庫開かず腹いせ?
溝部は女装メイド喫茶に勤めていて、女装はお手のもの。自宅からはかつらや女性の服が押収された。以前は放火した店に勤めていて、金に困って盗みに入ったが金庫が開かず、腹いせと証拠隠滅のために火を付けたと警察は見ている。
司会の加藤浩次「それにしても、短絡的な犯行ですよね。菊池さん」
菊池幸夫(弁護士)「本当にそうですね。女装すればバレないと思ったんでしょうかね」
警察は現場の様子から、内部に詳しい人物の犯行とみて溝部を割り出した。