サッカー日本代表監督にアギーレ!熱い男に期待「たくましいチーム作り」

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   日本サッカー協会はきのう24日(2014年7月)、日本代表監督にメキシコ人のハビエル・アギーレ氏(55)が決まったと発表した。外国人監督は7人目。8月中旬に来日し、9月5日の対ウルグアイ戦から結果がすべての厳しい日々が始まる。

   会見した協会の原博実・技術委員長は「アギーレさんと合意しました。ザッケローニ監督がやってきた日本人の良さを生かしたサッカーをしながら、たくましいチームになれるような指導をしてくれる、そういう経験は積んでいると思います」と語った。

長谷部誠「全く知らない」。長友佑都「まずは代表に選ばれたい」

   W杯ブラジル大会の惨敗をどう見るか。何が欠けていたと見るか。日本人と体格がそう変わらないメキシコ人をワールドカップ級にまで育てた実績に期待する声は多い。

   アギーレは1986年のW杯メキシコ大会に選手として出場し、その後もコーチとして出て、監督としては02年と10年の2度経験している。この2度ともベスト16入りした。12~14年は世界トップクラスのスペインリーグのエスパニュールの監督をつとめた。

   代表選手たちもよく知らないらしい。長谷部誠選手は「全く知らない」。長友佑都選手は「監督もメンバーも変わると思うし、代表に選ばれるようにアピールして、最高の形でロシアW杯を迎えたい」。川島永嗣選手は「次の代表に向かって準備していくこと」と、まずは代表に選ばれるかどうかが関心だ。

   当然、スポーツ紙も「アギーレ氏の目」をさまざまに伝える。「過去の名声も関係ない」「信念に基づく選手起用」「本田、香川も安泰ではない」―まあ当たり前のことだが、司会の夏目三久は「新しいスターが生まれる可能性もありますね」とクールだ。

相手チームの選手蹴とばして退場

   石井大裕アナ「熱い男として有名な人。2009年の国際試合で、タッチラインに来た相手チームの選手をけとばして退場になっている。もうひとつ、プロ野球が大好き。この2つを見るかぎり、私の担当の『スポチャン!』コーナーに向いている」

   サッカーにも星野仙一が現れたか。

   夏目「どんなことを期待しますか」

   キャスターの齋藤孝「感情が表にでるだけ気が引き締まるんじゃないですか。日本選手は仲良しグループになりがちなんでね」

   元メキシコ代表監督のヘスス・ラミレス氏のコメントが面白い。「とても熱い男だ。彼がメキシコ代表に求めたのは強い気持ちで戦うということでした。日本人は規律がしっかりしているし練習熱心なので、彼のサッカーは日本のサッカーとうまく融合していくはずだ」

   1958年生まれ。巨人の原監督と同い年だそうだ。後楽園球場に現れたりしたら面白いかも。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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