セウォル号オーナー変死体やっぱり替え玉?「とくダネ!」奇妙な本人メモ入手

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   腐乱死体で発見されたセウォル号のオーナー、ユ・ビョンオン容疑者(73)について、警察当局は指紋とDNAから本人と断定したが、韓国国内では替え玉説などが急浮上している。

   セウォル号沈没で多数の高校生が亡くなった高校のある安山市で24日朝(2014年7月)から遺族によるデモが行われ、「(ユは)死んではいないと思う」「替え玉だと思います」と当局への不信感を募らせていた。

   マスコミも当初は警察の発表通り死亡と伝えたが、ここにきて「ユ・ビョンオン容疑者 遺体発見に残る疑問」「ユ・ビョンオン生きて笑っているのでは?」といった見出しの替え玉説の記事が増えている。

左右逆さまの鏡文字「当局との鬼ごっこ。私は卑怯者ではない」

   死亡が疑われているのは、遺体が発見された時の状況が疑問だらけだからだ。遺体のそばに焼酎の瓶2本とマッコリ瓶1本があったが、ユの元通訳は「彼は健康第一で酒は飲まない。出張の時に軽くワインを飲む程度」という。しかも、その焼酎は2003年から生産開始され、07年には販売を終了した商品で、どうやって入手できたのか疑問という。財布や携帯電話など身元につながるものもなくなっていた。

   「とくダネ!」はユが逃亡中に書いたとされるメモを入手した。A4に書かれていて、字体が左右逆転した鏡文字でこう書かれていた。「長い夏に向けた鬼ごっこが始まった。本当に、思ってもみなかった当局との鬼ごっこで私自身が身を隠す卑怯者になるとは…。この老いた体に宿っている魂は決して卑怯者ではない」と書かれていた。

   なぜ鏡文字なのか。元通訳は「側近たちに意思を伝えるときは字を反対にし、暗号化する習慣があった」という。となると、メモは側近たちへの何らかのメッセージだったのかもしれない。

   中身はしたたかに逃亡を続ける意思を感じさせ、自殺をするようには思えない。司会の小倉智昭も「まあ、今度の場合、韓国民は (警察発表を)まったく信じていないでしょうね」という。

   ユの遺体は24日に妹夫婦に引き渡され、死因については警察が25日発表するという。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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