愛知県小牧市の県道で23日午前10時過ぎ(2014年7月)、大型トラックに400メートルも引きずられた女性の遺体が路上に散乱する凄惨なひき逃げ事件があった。逃げた運転手は24日未明に逮捕されたが、司会の小倉智昭は「あまりにもひどい。ひき逃げは罪が重くなることはわかっているのに、どうして…」と怒り心頭だ。
収穫した野菜積んで自転車での帰路
ひき逃げのあった現場は片側1車線の見通しのよい県道で、被害者の高齢女性は近くの菜園で野菜を収穫し、自転車のカゴに積んで帰るところだった。周囲にはトマトなどの野菜が散乱していた。遺体を引きずって逃走したのだろう、道路上にはタイヤ痕とみられる黒い跡が約400メートル先まで残っており、途中に引きちぎられた足など遺体の一部が散乱し血痕が残っていた。
逮捕された愛知県瀬戸市のトラック運転手・川本利光容疑者(65)は「交通事故を起こしたのでその場を去った」とひき逃げを認めている。タイヤなどにも血痕が付着していた。
小倉「ご家族が遺体と対面できないぐらいむごい亡くなり方で、あまりにもひどい」
宋美玄(産婦人科医)「警察に頑張ってもらって、逃げ切れないぞというのをドライバーの常識にしてもらうしかないと思いますね」
単なるひき逃げ事故ではなく、引きずり殺人だろう。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト