日本で規制しても中国は野放し!国際郵便で輸入
使用の実態はよくわからないが、危険ドラッグでは山梨・都留市の少年(16)と女子高生(15)が薬事法違反の容疑で富士吉田署に逮捕された。きっかけは少年から警察署にかかった意味不明の電話だった。ドラッグの効果は強烈で、相次いだ交通事故でも吸引者はほとんど意識がない状態になっている。北区で起きた車の暴走で運転手が吸っていた薬物が、池袋で死傷事件を起こした薬物と同じとわかった。しかし、これはむしろ珍しい。危険ドラッグは千差万別で、共通しているのは原料が中国発ということだけだ。
コメンテーターの水島宏明(法政大教授は「分量は適当というのを聞くと、中国の食品工場を笑えないが、危険なものが身近にあることを意識しないといけないですね」
キャスターの齋藤孝「幻覚作用は覚せい剤よりずっと強いものもあるんですよね。ここで徹底的にたたく必要がある」
井上貴博アナ「日本で規制をかけても、中国では規制がかかっていないために持ち込まれるわけです」
水際が勝負というのはそのことだ。それにしても、薬物をいちいち特定して法律を作って規制というのでは追いつくまい。幻覚効果という方から網をかけることだってできそうなものだ。お役人が律儀なのは悪い事ではないのだが、どうものんびりしているように見えて仕方がない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト