東京・足立区「花火大会」傍若無人の場所取り!芝生にスプレーで線引きして「ここダメ」

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   あす19日(2014年7月)に行なわれる東京・足立区で花火大会で、迷惑な場所取りが横行している。スプレーを芝に吹きつけて見物場所を確保するのだ。司会の羽鳥慎一は「誰だっていい場所で花火を見たいのに、自分だけということですね」と呆れる。

「オオハシ」「×」「ダメ」「アラカワ家」「うめ」…

   足立区の花火大会は60分間に1万2000発が打ち上げられ、例年60万人が集まる人気だ。会場の荒川河川敷に赤や白のスプレーで四角く囲まれた中には、「オオハシ」「×」「ダメ」「アラカワ家」「うめ」などと書かれている。

   スプレーを吹きつけていた中高年の男性は「もう1年前からやっている」と悪びれもせず答えた。「ここはダメという認識はありますか」と聞かれても「ない、ない」

   こうした場所取りは5年ほど前から始まったという。近所の住民の女性は「マナー違反」、男性は「あまりいい気分はしない」「非常識だよね。自分たちの都合で線引きはよくない」と、もちろん批判的だ。

禁止行為が続くようなら花火大会中止

   飯田泰之(明大准教授)「軽く課金するというのはどうでしょうかね。たとえば、負担が大きくない一人500円とか課金すると、勝手な場所取りはいけないんだなという認識が広がります」

   吉永みち子(エッセイスト)「スプレーで書かれたりしていると、普通の人はここ入っちゃだめなのかなと有効だと思ってしまいますよね。無効だとはっきりさせとかないと。並んでとるならまだ許せるけど」

   長島一茂(スポーツプロデューサー)「トラブルになるのも嫌だしね」

   足立区はブルーシートやロープなどによる場所取りは数年前から禁じている。スプレーで囲むのももちろん禁止だ。足立区は悪質な場所取りが横行するようなら花火大会そのものの中止も検討するという。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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