「カンパしてくれたら私の女性器3Dデータ送ります」自称芸術家わいせつ容疑で逮捕

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   警視庁はきのう14日(2014年7月)、自称芸術家の42歳女性をわいせつ電磁的記録頒布罪容疑で逮捕した。容疑者はネット上で、活動資金の提供を呼びかけ、寄付をした会社員の男性ら32人に自分の女性器の3Dデータを送った疑いだ。資金は女性器をかたどったボート作成に使ったという。

ファイルを3Dプリンターで再現

   データは数字やアルファベットなどからなるファイルだが、3Dプリンターを使用すると女性器が再現されるという。3Dプリンター用のファイル頒布がわいせつ電磁的記録頒布罪容疑で摘発されたのは「おそらく日本で初」(菊地幸夫弁護士)

   ロバート・キャンベル東大教授「ほかの人が機械を使って加工して作らないとわいせつ物にならないのでは、犯罪として認めるのはむずかしいのではないでしょうかね。規制はデータを入手して作る人を対象にすべきですよ。この人(容疑者)の思いは、いわゆるオトナの玩具などをつくろうとしたワケではないようだから」

   データを入手して女性器を再現したとしても、自分が面白がるだけだったら、これも犯罪にはなりにくいだろう。拳銃製造に3Dプリンターが悪用されたことから、とにかくデータから取り締まらなけりゃという警察当局の姿勢が見える。

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