いつものお手盛りコーナー「横浜DeNA 今週の熱き男」で、久保康友投手(33)がとりあげられた。9日(2014年7月)の対巨人戦で6回を5安打無失点で7勝目をあげたと、多彩な変化球の冴えをもちあげたのだが、思わぬおまけがついた。その昔、司会の夏目三久が久保にファンレターを出したというのだ。
「甲子園のヒーロー」かっこよかった!
先週の火曜日(8日)、久保が好投した前日の「あさチャン!」で、夏目は「告白します。高校時代、(久保が)甲子園に出られたもので、ファンレターを出したことがあります」と話していた。「覚えてらっしゃらないと思うんですけど…」
久保は奈良県出身だが、関西大学第1高校のエースとして第70回の選抜高校野球に出場し、決勝戦で松坂大輔の横浜高校に敗れ準優勝となった。夏の大会にも出場して、春夏連続出場の「関西の星」だった。夏目は箕面市出身で、同志社女子中学、高校と生粋の関西人だ。
そこで石井大裕アナが久保に伝えた。「夏目三久さんが初めて人にファンレターを書いた。それが久保さんだったというんです」
久保は「ここ何年かでいちばんびっくりしました」「(ファンレターは)全部読みますよ。大事なものなので、(実家に)とってあると思います」「雑草魂を見せて最後まで精一杯野球人生を送りたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします」と、カメラに向かって頭を下げた。
久保「多分、実家に取ってあると思います」
夏目「いやあ、ありがとうございます」
石井「ご実家にあるということで、今度探しておきますと言ってました」
夏目「もう胸が一杯です、それだけで」
キャスターの齋藤孝「高校時代かっこよかったですよね」
夏目「かっこよかったです。クレバーな怪物と呼ばれて。冷静な判断で、頼もしい関大1高の投手でした」
斎藤や石井がさらに盛り上げようとするのを、夏目は「ごめんなさい時間が…」と切ってしまったが、さあ次はそのファンレターなるものが出てくるかどうか。
久保は松下電器からロッテ、阪神、DeNAと歩いた苦労人だ。「雑草魂」というのがぴったりなのだが、年はまだ33歳。夏目とは4つ違いだから、甲子園投手が3年生だとすると、ファンレターは中学生のころだったのか。読んでみたいね、やっぱり。