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「大泣き野々村県議」やっぱり変わり者!同僚に怒鳴り散らしたり水割りの氷怖いと号泣

   さて、このところのワイドショーは号泣男の話題で持ちきりである。朝メシを食べているとき、あの泣き顔と大声を聞かされるとメシがまずくなる。週刊文春によれば、きっかけは神戸新聞が野々村竜太郎・兵庫県議の「日帰り出張195回の名目で計約300万円を政務調査費から支出した」と報じたからだ。

   こんな男がよく県議になれたものだが、11年4月に行われた県議選に出た野々村氏は、勝手に「日本維新の会」と間違う「西宮維新の会」を名乗り、順風だった維新の風に乗って当選したそうだ。このとき訴えていたのが、「議員報酬の半減」と「政務調査費の透明化」だったというのだから笑える。

   こんな人間にも約1400万円の報酬が与えられ、月50万円の政務活動費が使えるのだ。この政務活動費を満額使い切っていたのだが、昨年だけで176万円分の切手を金券ショップで購入し、自宅近くのスーパーでの買い物もクレジットカードを使用し、事務用消耗品を購入したことにしていたそうだ。昨年、城崎温泉に195回も「日帰り出張」したとしているが、そんなことができるわけがないことは、メディアの取材で明らかである。

   週刊新潮によれば、野々村県議は名門校・北野高校を出て関西大学法学部に進み、卒業後に兵庫県川西市役所に就職した。道路を直角に曲がる小学生時代や水割りの氷が怖いと号泣した青春時代があったそうだが、市役所時代のエピソードが彼の人となりを物語っているようだ。

<「いきなり同僚を怒鳴る、訳のわからないことを喚き散らす、泣く、人間関係をぐちゃぐちゃにする。野々村はそんなヤツでしたわ。市内の中学校の事務員に飛ばされ、着任早々、別の事務員に怒鳴り散らした。で、校長から『もう来んでええ』と叱責されると、ホンマに無断欠勤するようになってしもうたんや」(元川西市役所職員)>

   役所を辞めてからは町長選挙や市長選挙などに出ては落ちるが、兵庫県会議員選挙で初当選する。野々村議員は辞職に追い込まれそうだが、こういう人物に1票入れた人間が2万6000人近くいたことには驚く。この人たちも「反省」すべきだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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