長野県・南木曽町の土石流「奇妙な前兆」水量が少なくなり木材が浮いていた

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   9日(2014年7月)に発生した長野県・南木曽町の土石流は押し寄せ方も前兆も典型的なものだった。南木曽町議会議員・早川親利氏は「相当な雨が降っていた。最初にドンドンという音が聞こえ、その後に揺れが来た。地震かと思った」と語る。ただ、住民の石川文雄氏は「意外なことに、木曽川の水量は少なくて、木材などが浮いていたこれまで見たことがない異様な雰囲気だった」と語った。

「白い雨になったら危ない」

   土石流は上流でせき止められて下流では水量が減り、それが限界に達すると一箕気流れ落ちるということなのか。避難している住民は「地鳴りがしたと思った。49年ぶりに抜けてきたと思った」

   所太郎レポーター「南木曽町は1964年にも台風による集中豪雨で土砂崩れが発生し死者が出ています」

   防災システム研究所の山村武彦所長は昭和27年の災害の後に建てられた慰霊碑の一文を紹介した。「そこには白い雨には注意が必要と書かれています。白い雨とは1時間に80ミリ以上降る豪雨のことです。南木曽町は昔から豪雨や土石流によって痛めつけられてきました」

文   ナオジン
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