歌手で芥川賞作家の辻仁成(54)はきのう8日(2014年7月)のブログで、女優・歌手の中山美穂(44)との離婚したと報告した。「本日、離婚届にサインをし提出いたしました」
結婚から12年目。10歳の一人息子の親権は辻になるという。
3年前からすれ違い
2人は2001年、辻が原作の映画「サヨナライツカ」に中山が主演したのをきっかけに交際が始まり、当時辻が言った「やっと会えたね」という言葉が話題になり、8か月後に電撃結婚して世間を驚かせた。結婚後は辻が拠点としていたパリに移り住み、2004年には長男が誕生した。しかし、3年ほど前から価値観の違いなどですれ違いが生じていたといわれる。今年3月に「離婚協議中」と一部で報道されていた。
辻は「家族を大事にしている」とだけで何も語らなかったが、中山はツイッターで「自分の人生をしっかり生きること。それより良い先はない。すべて受け止める。ごめんなさい。ありがとう」と意味深なつぶやきをしていた。
中山「足腰丈夫なうちに旅はできるだけしたいかな」
ブログで辻は「今後は息子とふたりで生きていくことになります。ぼくと生きたいと望んでくれた息子の気持ちにこたえられるよう、父親としても頑張りたいと思います」と書いていた。
中山さんはその15時間前、ツイッターに「世界に生きて世界に支配されて、足腰丈夫なうちに旅はできるだけしたいかな」と書いていた。 ふっきれたようにもみえるが、長男への思いは伝わっていない。
山本匠晃アナ「親権が父親というのはどうなんでしょうかね」
TBSの芸能総括の稲垣吉昭デスクが説明した。「辻さんは前の離婚で子どもの親権が相手にいってしまったために、子どもへの思いが強かったようですね。それで今回の調停も長引いたと思われます」
山本「中山さんは音楽家とのデート報道もあるが、再婚の可能性はあるのでしょうか」
稲垣「今のところはないと思います」
パリに住んで、仕事は日本でという夢のような物語もこれで幕か。とはいえ、2人ともまだ若い。それぞれ第2幕があるのだろう。