ネイマール、チアゴ・シウバの欠場痛かった!
それにしても、いかにエース、ネイマールが脊髄骨折で離脱し、ディフェンスの要であるDFチアゴ・シウバが累積警告で出場停止といっても、ブラジルは 選手層が厚い。両チームにそれほどの力の差はなかったはずだ。何が起ったのか。武田修宏が解説した。
「ドイツの試合運びのうまさでしょうね。セットプレーから1点を取って、ブラジルの攻めを冷静に緻密に機械のようにさばいた」
司会の夏目三久「それにしても7点ですよ」
武田「ボクも想像もつかなかったですね。ブラジルの選手は先制点を取られたことで、冷静さを失ってしまった。ドイツは相手のミスを見逃さず、チャンスをすべて決めたシュートのうまさがありました」
夏目「ブラジルに何があったんですか」
武田「先制点で焦った。逆に先制していればしっくりいったのが、先制点は大きかったですね」
キャスターの齋藤孝「DFのチアゴ・シウバがいなかった影響は?」
武田「大きかったですね。ディフェンスの要でしたから」
シウバの2枚目のイエローはキーパーにからむ軽卒なプレーだった。ネイマールにヒザ蹴りを食らわしたコロンビア選手も、あらためて非難されるのだろうか。たしかに、W杯は何が起るかわからない。「自国では勝てない」というジンクスも破れなかった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト