不明朗な政務活動費支出報告が問題となっている兵庫県議会の野々村竜太郎議員はきのう7日(2014年7月)、説明責任を果たすことなどを求めた県議会から「勧告」を受けた。議長に対して、反省の色を見せ、政務活動費などの調査には全面的に協力し、不明確なカネは返納する、議員辞職も検討すると話したという。
「奴にこれ以上しゃべらせるな」
勧告に立ち会った県議は「非常に神妙な面持ちで、本当にやつれたような感じだった」と話す。ただ、報道陣はこれを取材できなかった。県議会側の配慮で報道陣の前を通らずに出入りしたからだ。
キャスターのテリー伊藤「(議会側が)マスコミに見せないように出入りさせたのは、『これ以上しゃべらせない』という口封じのような気がするよね。野々村議員も議員辞職を考えてるというが、しっかりちゃんと全部話してからじゃないとおかしいですよ」
ロバート・キャンベル(東京大教授)「県議会が辞職を勧告してここで収めようというのは、それはおかしいと思いますね。責任を最後まで追及すべきですよ」