お笑いコンビ「どぶろっく」の江口直人がカミツキガメを無許可で飼育したとして書類送検された。重さ約5キロのカミツキガメは先月(2014年6月)、マンション9階にある江口の自宅ベランダ柵の隙間から地面に落ちた。通行人などに被害はなかったが、カメは甲羅が陥没したという。カメはベランダに置かれたタライで飼われており、ずさんな管理だった。
自治体に申請し、鍵かかる頑丈な網で管理義務付け
カミツキガメは2005年に「特定外来生物」に指定され、原則として個人がペットとして飼うのは禁止だ。江口は指定以前の2001年ごろに購入し、その後の法改正の内容を正しく把握していなかったと話している。
カミツキガメを飼うには、自治体に飼育の申請をして許可を得て、万が一にも逃げ出さないよう網やカギで厳重で管理すること、自己負担でマイクロチップを埋め込むなどの決まりがある。飼育自体を認めていない自治体もあるという。
キャスターのテリー伊藤「(飼育が)ダメだと、どうなるんですか?」
大竹真レポーター「個人の負担で殺処分するという規定が設けられています」
結局は近くの川や池に放してしまう飼い主が多いようだ。