サッカーW杯ブラジル大会は4強が出そろった。優勝候補筆頭のブラジルは勝ち上がったが、エースのネイマールが負傷して退場。背骨の骨折で今大会は欠場という大ニュースになった。結果に影響するのかどうか。これは大変だ。
図に当たったオランダの秘策「PK専門ゴールキーパー」
オランダ・コスタリカ戦は予想通りオランダの猛攻をコスタリカが守る展開になった。延長戦でも決着がつかずPK戦となったが、オランダのファン・ハール監督は延長戦の終了間際にGKを身長193センチのクルル(26)に代えた。PK戦対策だ。これがずばり当たって、クルルはコスタリカの2人目と5人目を止めてした。
3度目の優勝を狙うアルゼンチンはベルギーと対戦。メッシのドリブルとパスがやはり試合を決めた。アルゼンチンの猛攻をベルギーもよく守ったが、前半にこぼれ浮き玉を決めたイグアインの1発が決勝点になった。
ブラジル・コロンビアは「事実上の決勝戦」ともいえる好試合だった。ブラジルは前半1点を先取、後半フリーキックで2点目。コロンビアのエース、ロドリゲスに仕事をさせなかった。そのロドリゲスが決めたPKが今大会6点目でトップとなった。スコアは2-1。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト