不倫相手に告発された高野連理事!勤務中にお楽しみやメール350通―弁解汲々の無様
『週刊ポスト』がスクープしたスキャンダルは、不倫相手の女性を怒らせたため告発された男のお話。甲子園大会を主催する高野連(日本高等学校野球連盟)の理事が、職務時間中の不貞行為を告発されたというのである。なにしろ、勤務時間中に絵文字満載のハレンチメールを不倫相手に送信し、昼間から彼女の家を訪れていたというのだ。
その御仁は佃省三氏(55)。妻と2人の子供を持つ佃氏は、春夏の甲子園大会を主催する高野連の理事で、九州地区・鹿児島県高野連理事長という要職にある。県立高校で保健体育を教える現役教師でもある。
週刊ポストが入手した不倫相手のAさんへのメールは350通あまり。時期は11年8月から14年5月までの間だ。Aさんは6月23日、鹿児島県の教育委員会へ佃氏に対する「懲戒解雇処分申出書」を提出し、約350通のメールも添付した。懲戒解雇処分に相当する理由としては、地方公務員法、第30条、第33条、第35条を逸脱し、地方公務員としてあるまじき不適切所為に抵触するものということのようだ。
告発したAさんは週刊ポストの取材にこう答えている。<「初めて会ったのは09年でした。お付き合いが始まったのは11年1月です。それからというもの、日曜日は毎週のように私の自宅に泊まっていましたし、平日でも昼間にメールか電話が来て、一緒にお昼を食べてお酒を飲んでいました。そうしたことが週に何度もありました。夕方まで私の家にいて、それから学校に戻ることもあったようですが……。
今考えれば、私の家をラブホテル代わりに使っていたということでしょう。お金はかからないし、ご飯は作ってくれるし、お風呂も一緒に入るし、その後は体まで……」>
Aさんが告発を決意したのは、佃氏による暴力だったと週刊ポストは書いている。では、佃氏はどう答えるのか。彼は「彼女はクレーマーなんですよ」と、むしろ自分のほうが被害者だというようないい方をしたが、メールなどの事実を示していくと、しどろもどろになりながらも、こういい放つ。<「彼女は証拠を出しているというかもしれないが、私にも潔白を示す証拠がありますよ。こんなの誹謗中傷ですから」>
佃氏が理事を務める高野連は<「佃氏への告発があったとの報告は受けていないのでコメントできないが、事実であれば高野連としても調査し、問題があるなら球児の不祥事と同様に何らかの対処をする必要がある」>と回答した。彼女が撮ったのであろう佃氏の恥ずかしい写真がいく葉か載っている。これを見ると、佃氏はいい逃れできないと思うのだが。捨てられてもずっと想ってもらえる男と、女から告発される男の違いはどこにあるのだろう。