韓国セウォル号救出で「汚染空気」送入!工業用コンプレッサーで一酸化炭素

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   韓国セウォル号事故で汚染された空気が船内に注入された可能性が出てきた。海洋警察が使ったコンプレッサー(空気圧縮機)が工業用で、一酸化炭素など有害物質を取り入れてしまったと韓国メディアが報じている。日本ではあり得ないことだが、朴槿恵政権への批判はさらに強まりそうだ。

エンジン稼動のため排ガス発生

   コンプレッサーは外気を取り込んで圧縮したうえで送り出すが、船内に取り残された生存者のために空気を送り込もうと韓国海洋警察が使った装置は、日本なら削岩作業に使うようなものだった。エンジンで動かすため排ガスをとりこんでしまうこともあり、「酸欠の状況にもなりかねないので注意が必要」(日本のコンプレッサーメーカー)という。日本のメーカー16社はどこも人の呼吸には使わない。

   韓国海洋警察は使用当時、「水中から空気を入れて船体を少しでも持ち上げるのが救出の可能性が最も高い。専門家と装備を動員し最善を尽くす」と話していた。当時は「切迫した状況なので確認できなかった」としている。告発した韓国野党議員は「生存者を助けるための空気注入ではなく、国民や家族を欺くための作業だった」と追及の構えだ。

韓国・7月30日の補選に影響

   小松靖アナ「われわれも固唾をのんで見守っていたわけですが、それが実は有害な空気だった可能性が暴露されました。ポーズだけのパフォーマンスだったということです」

   舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「プロ中のプロが(有害なことを)わからなかったのですかね、常識として」

   岩上安身(ジャーナリスト)は政治的影響を指摘した。「韓国海洋警察はこれまでも目に余ることをしていました。7月30日には15議席の補選があります。与党の支持率は下がりますね」

   小松は「悲しいニュースです」と締めくくった。

文   あっちゃん
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