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広末涼子&佐藤健「紙パンツ溶岩浴密会」?恐れ入る「アサヒ芸能」の妄想力

   週刊誌の楽しさは小ネタの中にこそあるといってもいい。ワイドの中から少し拾ってみよう。まずは週刊新潮から。大ベストセラー『五体不満足』の乙武洋匡氏(38)が今年11月に行われる東京・新宿区長選に出馬するかもしれないという。乙武氏は新宿育ちで都立戸山高校から早稲田大学だから、新宿とは縁が深い。本人の事務所は「出馬はない」といっているが、出たらおもしろいのに。

   「茶話本舗」という全国で800近いデイサービス事業を展開する大手介護業者があるそうだ。ここの売りは宿泊が可能なところで、利用定員を規定より増やしたり、70代の男性がぞんざいな扱われ方をされたことが問題になっているという。

   この男性、脳梗塞の後遺症から言葉が不自由で認知症もある。入所後、大声を出したり暴れるので、その事業所が<「鍵の掛かる1階の洗面所に連れて行き、男性にハンドタオルで猿ぐつわをはめています」(さる事業所の関係者)>

   その後、2階の事務所で腕にガムテープを巻き付けられ、ポータブルトイレに拘束されている写真が掲載されている。週刊新潮はこれでは「茶話」ではなく、「詐話」ではないかと結んでいる。ここのすべての事業所がみなこうだとは思わないが、良心的な介護事業者を見つけることの難しさがわかろうというものである。

   「日本維新の会」のイケメン代議士が銀座の東大生ホステスに手を出し、それっきりだとホステス側の繰り言が載っているが、結婚してくれるのではないかと錯覚した女性のほうも尻が軽すぎるようだ。

   週刊文春は女優の長澤まさみが交際相手の伊勢谷友介と「破局」したと報じている。理由は週刊文春が以前報じた伊勢谷のDVだという。そんなに怖い暴力男なのかね。

   いまブレーク中の杏と東出昌大の熱愛が年初に『女性自身』『週刊女性』『FLASH』3誌同時にスクープされたが、週刊文春によると両方の事務所側が二人の交際に反対していて、別れさせたがっていたため、それに反発した杏がリークしたのではないかと書いている。だが、二人の交際は順調で、結婚へ向かっているというのだからめでたしめでたしか。

   『アサヒ芸能』のタイトルにはときどきのけ反るときがあるが、今週もタイトルだけなら超弩級である。「広末涼子 佐藤健 年下俳優と続けていた『溶岩浴不倫』の密会現場!『2人きりの個室でカミパンツをはいて汗まみれに…』」

   広末は再婚して夫がいるのに、今年2月、9歳年下の佐藤との不倫密会を『女性セブン』に撮られてしまった。2人とも反省して関係は消滅していたかと思ったら、溶岩浴スパで2人が密会しているのを見かけたと、ある芸能プロ関係者が証言している。その証言しかないが、かまうものかとアサ芸記者氏は件の高級完全個室型お忍び溶岩スパへ潜入する。

   店内に入ると店側が用意した紙パンツにはき替え、富士山の溶岩盤を利用した個室に入る。すると放出される遠赤外線効果で「紙パンツも股間も汗まみれでグッショグショだった」ことから、広末も佐藤も紙パンツを脱ぎ捨ててソファでナニをしたんじゃないかと妄想をたくましくするだけのお話。

   ちなみに、ネットで調べるとこのスパは「OLIVESPA」六本木店だそうな。わがままコース90分で1万4400円。誰か一緒に行きませんかね、割り勘で。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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