1996年に解散したロックバンド「すかんち」でキーボードを務めた小川文明さんが6月25日(2014年)に亡くなった。53歳だった。
すかんちのドラマー・小畑ポンプは6月26日、「文明さんのこと」というタイトルのブログを更新。
「すかんちでの文明さん時代は、とにかく演奏を楽しむ術・グルーブとは・ロックミュージシャンとはなど数えきれないほど指導していただいた。手前みそながら、文明さんと演奏するようになってドラム上手くなったような気がします。上手く叩けてるように感じさせてくれる、文明さんのプレイだったのかも」
と、一緒のバンドでプレーした思い出をしみじみと語っている。
4月から入院していた小川さんを見舞ったこともあるが、その時にはすでに「ガンの転移であと1週間の可能性もある」と聞いていたそうで、「病室出た後どうしても涙があふれてあふれて止まらず、病院の前のベンチで2時間泣きました」という。
「文明さん・・・さみしいです。なんて書くと『小畑君、何湿っぽいこと言うてんねん?楽しくいこうや!』って言われそうです。でも悲しくて寂しくて辛くてしかたがないです。これ書いてても涙があふれてあふれて・・・でもがんばっていきます。ほんとうにほんとうにありがとうございました」