空気缶詰を北京で配布、反日デモ被害者に車プレゼントの有名人
キャスターの赤江珠緒「ウーン。どこに軸をおいて考えたらいいか戸惑いますね」
陳氏はリサイクル事業で富を築き、2008年の四川大地震で被災者に現金を届けたり、中国の大気汚染では空気の缶詰23万缶を配った。反日デモでも日本車を壊された43人に中国車をプレゼントしたことがある。「米中のお金持ちは私のように寄付してほしい」と語っていた。今回は慈善事業家としてPRする狙いがあったとみられる。
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「現金だと何に使われるかわからないということだろうけど、本人の意向どおりに渡したほうがいいと思うな」
飯田泰之(明治大准教授)「アメリカではお金持ちがチャリティをするのは当然で、中国から来た人が今さら何をやるのか、総額が大きいとは思えないですしね。今後は有効活用できる団体に寄付してほしいですよ」
米国と中国の感覚の違いがこんなところにもあらわれた。思惑通りにはいかなかったが、PR効果だけはあったかもしれない。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト