三菱製鋼エリート社員「コーポレートカード」で使い込み!キャバ嬢に貢いだ3億円

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   会社が接待用などに使うコーポレートカードを悪用し、キャバクラ嬢に貢ぐなど5年間で3億円を使いこんだエリート社員が詐欺容疑で逮捕された。三菱製鋼につとめていた山本英成容疑者(45)で、「容疑は間違いありません」と認めているという。

高級ブランド品プレゼントして一晩で60万円

   独身の山本は松戸市内の家賃5万円のアパートに独り暮らしで、大家からは「痩せて頼りない男」と思われていたが、夜になると豪遊していた。東京・北千住の歓楽街のキャバクラに入りびたりで、気に入ったキャバクラ嬢にはカルティエ、シャネル、ブルガリなどの貴金属や高級ブランドのバッグ、時計を貢いでいた。このほか、新幹線の回数券1億4500万円分を購入していた。

   山本が足繁くかよったキャバクラの店長は、「来店頻度は週に1~2回。来ると1回に10万~30万円使っていましたね。女の子が店をやめるとか誕生日には、1本35万円のシャンパンを開けるので、会計は50万~60万円になりました。気に入った女の子には高級ブランド品をプレゼントし、1000万~2000万円を貢いで口説いていました」という。

退職者のカード破棄せず自分で使い続け

   支払いは会社契約のクレジットカード「コーポレートカード」で、代金の請求先は三菱製鋼だったが、なぜ5年間もバレなかったのか。手口は大胆だった。山本は三菱製鋼の子会社に出向し、そこで労務担当部長を務めコーポレートカードの支払いなどの管理を任された。返却された退職者のカードは解約され破棄処分するが、山本は退職者のカードを解約せずにそのまま自分で使っていた。

   クレジット会社から代金の請求書が送付されてくると、別のカードを使って偽の請求書を作成して支払い、帳尻を合わせていたのだ。発覚したのは、悪用したカードをシュレッダーで破棄しているところを上司に見つかったことからだった。

   キャスターの菊川怜「貢いだ高級ブランド品は返却しなくていいんですかね」司会の小倉智昭「かつて返還請求したケースもあったが、あまり戻ってこなかったという話ですよ」

   笑ったのはキャバクラ嬢か…。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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