ザッケローニ後任にメキシコ・アギレ監督?日本サッカー協会が条件打診報道

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   サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が辞任を表明した。

「この10日間を振り返ると、初戦からつまずきました。私が選手を選んで配置を決めたので、私はその結果の責任を取るつもりです。協会や選手にも伝えました。もう日本代表の監督ではありません。
   私は日本代表選手の哲学を変えようとしてきました。世界レベルで試合ができる勇気を持つようにと務めてきました。しかし、時間が十分なかった。4年間成長し続けてきたが、欠けているところもあります。ワールドカップではうまくいかなかったが、次の監督が足りないものを埋めてくれるでしょう」

スタイル固まらぬままブラジル大会…ザック采配ミスの指摘も

   ザッケローニ監督は2010年夏に日本代表監督に就任し、11年にアジア杯で優勝して、W杯のアジア最終予選を1敗の成績で勝ち進み5大会連続の出場を決めた。

   サッカー解説者の武田修宏は「監督はW杯は初めてだったんで、プレッシャーがあったのかな。今までやっていない選手を入れたり、新しいフォーメーションでやったり、自分たちのベースとなるスタイルを本番の3試合で出せなかった。監督が迷ったのかな」と、ザッケローニの采配ミスを指摘した。

   果たしてそうか。W杯の経験がない監督だからではないだろう。その監督を迷わせた原因があったのではないか。突き詰めれば、外国の強豪チームと互角に戦える選手が不足していたからではないのか。

   司会の小倉智昭「サッカーはものすごい興業になっていて、国際試合は大きなスタジアムでやって大勢客を入れたいいじゃないですか。ところが、日本とではやってもしょうがない。もっと強いところとやりたいと日本を相手にしてくれないんです。成績を上げて、強くなった強くなったとずっと言ってきましたが、世界のトップクラスと比べたらそこまで行っていないのでしょうね」

   宋美玄(産婦人科医)「監督だけの問題じゃないですよ。外国だと負けて帰るとブーイングを食らうことがあるのに、日本は負けても選手に優しい。こういうのも、もしかして関係あったりしないかなと思いますね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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