女性都議アンケート「ヤジ浴びたことありますか」…都議会はセクハラ親父だらけ

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   東京都議会はきのう25日(2014年6月)、本会議で吉野利明議長が「女性の皆様にお詫びします」と謝罪し、自民党、公明党などが提出した「再発防止」を議決して、セクハラ野次問題に幕を引いた。

幕引き決議案に賛成させられた被害者・塩村文夏都議

   再発防止決議案は3つあった。共産党は「鈴木都議らの辞任」を求め、民主党の一部が出した「他の発言者の特定と処分」を求めていたが、いずれも賛成少数で否決された。

   通った自民、公明、民主、結いと維新、みんなの5会派がまとめた決議案は、ヤジ都議を特定せず、「再発防止に努力する」というだけのもの。みんなの党が提案者になっていたから、塩村文夏都議もこの決議案に賛成し起立していた。「複雑な気持ちです。(党の)上の方が…」と悔しがる。みんなの党にも抗議が殺到したという。

   自民都議団の吉原修幹事長は「あいまい決着ではない。幕引きといういい方 は不適切」などと居直っている。

   法政大の水島宏明教授が「都議の歳費ってどれくらいかご存知ですか。1700~2800万円です。この場合、辞任するのが常識的。夏目さん、女性としてもっと怒るべきです」

   司会の夏目三久「少なくとも、名乗り出る必要はありますよね」

「放射能を浴びたほうがいいよ」「おばさん、しつこいね」「痴漢されて喜んでるだろ」

   「あさチャン!」が女性都議にアンケートして、結果を井上貴博が解説した。女性都議は24人いて、17人が回答した。自民の3人は回答なし。質問は2つだ。

「やじをあびたことがあるか」
「同僚があびたのを見たことがあるか」

   回答はこうだった。「放射能問題で質疑中、『放射能を浴びたほうがいい』」「女のくせに」「おばさん、こういう問題しつこいね。お前のこどもに(しつけ)できてるのかよ」「痴漢されて喜んでるだろ」「あんたダレ?」などなど。いやはや品がない連中である。

   水島教授「これこそメディアの役割。こういうアンケート続けて」

   キャスターの齋藤孝「議員は常識をリードする人たちですが、それがこんなにズレてるわけですね」

   夏目「これまで問題にもならなかったんですかね」

   隠れて吠えてる連中だ。「2ちゃんねる議員」と呼んでやろう。止める方法はひとつある。やじられたらすぐおうむ返しにして、わかったら名前、選挙区をいう。これは議事録に残る。こんどは腹話術でもやるか?

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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