若者より多い40代以上の中毒者
脱法ハーブなど脱法ドラッグによる事故は、昨年(2013年)1年間で全国で39件が摘発されている。この4月から法律が改正され、使用・所持禁止という厳しい法律が施行されたが、すぐに対象外の成分に変えた脱法ドラッグが出回るなどイタチごっこだ。
脱法ドラッグに詳しい深澤真紀(コラムニスト)はこう解説する。「何となく若者の薬物というイメージがありますが、日本は特殊で、若者は15%に減っているのに対し、40代以上が20%から30%に増えています。90年代に薬物に接触した若者が止められず、年をとっても接触を続けているらしいんです」
警視庁では名倉を量刑の重い危険運転致死傷罪に切り替え取り調べる方針というが、実際は走る殺人鬼に等しい。
文
モンブラン