スマホを狙うひったくり事件がきのう23日(2014年6月)、大阪で連続発生した。1時間半に4件、被害にあったのは女性ばかりだ。うち3件はアップル社製のiPhoneが奪われた。
司会の羽鳥慎一「ブラジルの話ではなく、日本ですよ、これ」
狙われたのには、ある共通のわけがあった。
スポーツタイプの黒い自転車に乗り、黒い服と黒っぽい帽子男
事件は、きのう深夜、大阪市中央区道頓堀の半径約700メートルの範囲でたて続けに起きた。スポーツタイプの黒い自転車に乗り、黒い服と黒っぽい帽子の男が女性のスマートフォンをひったくって逃げた。被害者の女性は待ち合わせ中や歩きながら通話していたり、使ってはいなかったがむき出しで手に持っていた。
羽鳥「カバンでなく、スマホ自体をとるのは凄くないですか」
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「スマホをいじっているときは無防備になるから危険ですよね」
中古でも3万~5万円で買い取り…現金むき出しで歩いているのと同じ
ITジャーナリストの三上洋氏はこう話す。「iPhoneはブランド価値があり、人気が高くて、中古でも3万円から5万円で取り引きされます。歩きながら使うのは現金を裸で持つことと同じです」
岩上安身(ジャーナリスト)「盗んで中国とかに密輸すると、すごくもうかる。需要があるのです」
「今の時点では、とにかく個人が自衛するしかありません」とリポートした小松靖アナが伝える。とくに、歩きスマホは周囲の迷惑になるばかりではない、自分が危ない。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト