下劣ヤジをやめさせようともしない都議会議長
こうした下劣ヤジ、実は都議会では何年も前からひどかった。複数の男性都議からヤジと怒号をあびせられたという女性都議の一人は、「痴漢されて喜んでいるのではないかというヤジもありました。それでも、議長が制止する場面はありませんでした」と語る。「妊娠していて仕事ができるのか」とヤジられた女性議員もいる。
ほかの地方議会もひどく、去年(2013年)6月の千葉県我孫子市議会では「パンツスーツだな。きょうは生理なの?」というヤジまであったという。
岩上安身(ジャーナリスト)「男性の横暴であるとともに多数派の横暴。大勢でする集団心理の問題もある」
赤江珠緒「こういう感覚がマヒする政治家は怖いですよ。なんでも右へならえになってしまう」
そんな議員を選んでしまっている有権者のレベルも問われている。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト