「あのヤジは辞職に匹敵」大見得切った鈴木章浩都議!だったら堂々とお辞めなさい!

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   東京都議会のセクハラ野次から5日たった23日(2014年6月)午後、ようやくヤジ発言を認め謝罪した都議の顔を見て目を疑った。ヤジが問題になった翌日に、報道陣のカメラの前で「私じゃないですよ。ヤジなんていちいち聞いている人いないですから」と否定していた自民党の鈴木章浩都議(51)=大田区選出=だったからだ。

「とくダネ!」取材にしらばっくれて「(ヤジった人は)重く受け止めるべきでしょう」

   それにしても、ヤジ発言を認めるのになぜ5日間もかかったのか。メディア各社は直後からヤジは鈴木都議と見当をつけていたようだ。さっさと謝罪すれば大事にならなかったかもしれないのに、嘘をついてしまった。あとは引くに引けず嘘の上塗りをするしかなかったのだろう。

   鈴木都議はヤジを飛ばした翌日19日からフジテレビの4回の直撃取材にもこう答えている。「私じゃないですよ。本人が傷つくようなセクハラ的な話をされる議員がいるとすれば慎まなければいけない」「議場ですのである程度の品位は大事だと思う。人のウィークポイントみたいなことをクローズアップするような言い方はよくないと思う」。さらに、「辞職に匹敵すると思うか」と聞かれて、「う~ん、まぁそうでしょうね。これだけ女性の心を傷つけたことは重く受け止めるべきでしょう」なんていけしゃあしゃあと語っていた。

   会見でなぜ嘘をつき続けたのか問われ鈴木都議はこう答えている。「(他のヤジなど)さまざまな話が一緒になって報道されている中で機を逸してしまった」。また、責任の取り方については、自民党を離脱したものの「原点に返って頑張らせていただきたい」と議員辞職を否定した。会見後、鈴木都議の事務所に生タマゴが大量に投げつけられたというが、これはやってはいけない。

「産めないのか?」「不倫しているんだよ」発言の都議も名乗り出よ

   司会の小倉智昭「会見を聞いていて、イライラするし腹が立ってきましたね。『とくダネ!』はじめ各メディアはほぼ彼だと思っていてマイク突き付けた。彼もわかっていたはずです。それでもウソをついて逃げ切れると思ったのでしょうか。辞職に値すると強がりを言っていたのだから、堂々とお辞めなさい」

   国際ジャーナリストの竹田圭吾はマスコミがいじめているとでも思ったのか、「鈴木都議個人を吊し上げるのはやめたほうがいい。事務所に生タマゴを投げるのは見えないところからヤジを飛ばすのと同じ」と発言した。

   しかし、晩婚、晩産政策そのものよりも、議会での品性を欠いたヤジ発言について、都議としての資質、属性が問われたもので、名乗り出ずウソをつき続けた以上、個人批判もやむを得ない。それに「産めないのか?」「不倫しているんだよ」といったもっと酷いヤジ発言については誰が発したかまだ不明。これで幕引きとはいかない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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