イギリス「介護者支援法」ケアをする人たちをケア
日本には介護保険制度など要介護者のための法律はあるが、「介護者を直接支援する構造になっていない」(堀越教授)そうだ。イギリスは1995年に介護者支援法(Carers Act)とうケアをする人たちをケアする法律をつくり、「ケアラーセンター」などの施設を整備した。センターはとくに若い世代へのきめ細かい支援に力を入れている。
堀越教授「若くして介護している人がいるということを社会が知り、介護者のためのサービスは要介護者にとってもいいものという認識を広めていくべきで、法制度によるバックアップも必要です」
*NHKクローズアップ現代(2014年6月17日放送「介護で閉ざされる未来~若者たちをどう支える~」)