サッカーW杯の日本代表は、あす(2014年6月)朝7時からギリシャ戦が行われるブラジル北東部・ナタールのスタジアムで調整を行った。選手よりも一足早くナタール入りした吉野真治アナはこう報告する。
「キャンプ地のイトゥから2300キロも移動してきたので、疲れているのではないかと思いましたが、大丈夫のようです。チーム全体がリラックスムードに包まれていますが、気のゆるみはありません。いざ、決戦という緊張感が漂っています」
ザッケローニ監督「初戦とはまったく違う。自分たちの一番いいところを生かして相手を倒す」
軽い調整をした後、ザッケローニ監督は「ギリシャは初戦とはまったく違う別の試合で、私たちは自分たちの一番いいところを生かして相手を倒さなければいけない」と語った。キャプテン・長谷部誠は「とにかくギリシャ戦に集中してチーム一丸となってやっていきたい。すべての選手が集中して次の試合に望む雰囲気はできている」と話す。岡崎慎司も「自分たちが力を出しきるだけ。基本的に自分が狙うのはゴールです」と意気込む。
吉野「ザッケローニ監督や長谷部選手が会見で何度も強調していたのは、4年間積み上げてきた自分たちのサッカーをすべて出すということでした。その姿から、腹を括ったという思いが伝わってくるほどでした」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト