STAP細胞騒動で、若山照彦・山梨大教授が「STAP細胞が存在する証拠はなかったES細胞だとうまく現象を説明できる」と語ったことに対して、理化学研究所の小保方晴子ユニット・リーダー側は18日(2014年6月)に会見を行い、反論した。
代理人の三木秀夫弁護士らは小保方研究室に残っていたES細胞に関して、小保方氏がES細胞を作製したことはなく、保存されているES細胞は実験の比較のために、若山研究室から譲与されたものと説明した。マークをつけたマウスが違っていたことについても、小保方氏は若山教授の研究室に所属していた2013年3月まではマウスや細胞を独自に入手できる立場になく、すべて若山研究室ルートで入手したという。
どっちに転んでも損はない理研のしたたか計算
科学ジャーナリスト・大朏博善氏は「2人の論争は水掛け論。若山教授が科学的根拠に基づいて見解を語っているのに、もう一方は心理戦に持ち込もうとしている感じがします」と話す。
松尾貴史(タレント)「理研としては小保方さんを再現実験に参加させてもいいと考えているようですね。実験が失敗すれば、ほら見ろと言えるし、成功すればよくやったとなる。理研にすれば、どちらに転んでも損はないと考えているのではないですか」
勝手にやってくれ。
文
ナオジン