小学校の家庭科の調理実習授業で「野菜の油炒め」で使う油を洗剤と間違え、「野菜の洗剤炒め」で11人の児童が試食してしまった。埼玉県さいたま市浦和区のさいたま市立常盤小学校で5月12日(2014年)、6年生の家庭科の授業で46歳の女性教諭の指導で調理実習を行った。
ところが、最初に「野菜の油炒め」ができあがったグループがフライパンを洗おうとしたところ、なぜか泡が出ることに気付き女性教諭に訴えた。調べてみると、油の容器と洗剤の容器を間違えて使っていた。
児童11人がつまみ食い…幸い「異常」なし
なぜ取り違えたのか。この小学校では油と洗剤を容器に詰め替えて使っているが、この日はどちらの容器も新品にしたが、このとき油と洗剤を区別するラベルを貼るのを怠り間違えたという。
自分たちが作った野菜炒めというわけで、11人の児童が試食というか、摘まみ食いをしたらしいが、幸い量が少なかったため異常を訴える児童は出なかった。
司会の小倉智昭「子どもたちが『泡を食った』と言ったかどうか分からないが、今のところお腹をこわしていないようで、よかったですよ」
担当教諭は実習を始める前に、ラベルが貼っていないことに注意を払うべきだった。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト